高齢者用賃貸を使った町おこしを考えるべき
高齢者専用の賃貸というのがあれば地域の経済に大きく貢献するのではないでしょうか。地元の経済を回すためにはお金を使う人がたくさんいることが大切ですが、現代において比較的お金を持っているのが高齢者であることは疑いの無い事実です。したがって高齢者専用の賃貸がもたらす経済効果は決して馬鹿に出来ないものだし、むしろ自治体としては積極的に誘致するなりしてもおかしくありません。ところが実際には高齢者というだけで賃貸アパートの入居を断られるケースも少なくありません。これは家主の無知によるところが大きいと思われますが、同時に行政としても高齢者の価値を認めて賃貸への入居促進に積極的に乗り出すべきです。それでこそ地元経済を再生できるし、人が集まれば何か新しい産業を生み出すことも出来るというものです。
そもそも高齢というだけで邪魔者という印象を持つのはひどい偏見です。高齢者ということはそれだけ長い人生経験があるのだから、何か問題が起これば自分たちで解決する能力があるものです。ましてそこに行政からのちょっとした助け舟があれば若者に劣らず地域を盛り立てるのに役に立つでしょう。せめて健康であるうちはすべての賃貸が高齢者を排除しないようにするべきです。